2014年6月12日木曜日

Richard Bauckham "Jesus: A Very Short Introduction"

これは・・・かなり評判が良いようだが、どう考えても信者向けだろう・・・。筆者の立場ははっきりしていて、もちろん、一応歴史的な人物として四福音書を基本としてイエスを描写するという建前だが、歴史は単なる事実ではなく解釈であると言い切ってから始まっている。もちろん解釈を離れた歴史的事実なんかあるわけないが、わたしのような非信者からすると、やはり解釈に入りすぎている。ひとまず、イエスが行ったとかいう奇蹟とかを字義通り信じていないと、かなり引っかかりながら読むことになるのは間違いない。読みやすいのは事実だが。

I bet this book is for Christians.

Oxford Univ Pr (2011/8/11)
ISBN-13: 978-0199575275

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