2010年1月2日土曜日

Nothing (Oxford Very Short Introduction)

タイトルからは分かりにくいけれど、物理学史の概説書。ただ、この分野は類書が多いので、「真空」に焦点を合わせることによって、特徴をつけている。最初は「自然は真空を嫌う」というような話から始まり、終わりには、「ディラックの海」「ヒッグス粒子」のような最先端の話題に行きつく。ポピュラーサイエンスとか、物理学史に馴染んでいる人でも、また別の見方が発見できるかも知れない。


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