2013年10月18日金曜日

Michael Hoskin "The History of Astronomy: A Very Short Introduction"

標準的な天文学史。ギリシアとかバビロニアから始まり、アリストテレスとかプラトンとか、中世とかイスラムとか、ケプラーとかニュートンとか、天王星の発見とか銀河系の発見くらいまで。よくある話なので大して期待していなかったが、想定外に感動した。もっとも、良く考えると普通のことしか書いていないので、単に物理学史の好きなわたしの個人的な趣味かもしれない。ただ、情報量も多いし、この手の本にありがちなどうでもいいキリスト教批判とか古代文明に対する過剰な称賛罵倒の類も少ない。類書の中では最善かと思われる。

A standard overview of the history of astronomy. It lacks views over Chinese or Asian astronomies, but who cares? Anyway I can read Japanese and Chinese.

Oxford Univ Pr(2003/7/31)
ISBN-13: 978-0192803061

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