2011年7月25日月曜日

Ian J. Deary "Intelligence: A Very Short Introduction"

"Intelligence" is defined in this book as narrowly as one can expect. It means the score of IQ tests. The author carefully and correctly limits his investigation to what is measurable. Still there are lots of amazing findings. No previous knowledge is required. Very fascinating.

このタイトルでは色々なことを想像できてしまう。たとえば、生物の進化の過程とか脳科学とか人工知能とか知能の構成要素とか知能テストの政治的問題とか。しかし、実際にはこの本のテーマは極端に単純で、要するに知能テストの成績に及ぼす色々な因子の解説だ。たとえば遺伝とか環境とか脳の大きさとか反射神経の良さとか年齢とか。こう言うと詰まらなく聞こえるかもしれないが、わたしが読んでいる分には、結構な数の驚きの結果があった。別にわたしはアメリカ人みたくIQの概念がそんなに人生にとって重要だとは思っていないが、たかがこれだけの数値でも、色々研究すべきことはあるものだ。


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