SATは日本の大学入試センター試験に当たるアメリカの試験で、日本人でもアメリカに留学する人は受けることになることが多いようだ。ただ、わたしの知る限り、たいていの科目は簡単なので、日本人は特に理由がなければ、敢えて難しいフランス語は受けないだろう。わたしも多分一生受ける事はないが、試しに練習テストをやってみたく思って本書を購入した。
試験内容はセンター試験とかなり傾向が違うので単純に比較はできないが、難易度は同じくらいなのではないかと思う。わたしの力では、どちらもほぼ間違えないが、完全に満点を取りきるのは実際にはどうかというところ。全部マークシートだが、「別にこっちでもいいやん」みたいな答があるのは、TOEICでも他の語学の試験でも良くあることで避けられない。仏検二級くらいあれば、八割はとれるかと思う。しかし、これも語学の試験に通例の話だが、日本の語学の試験は単語力をあまり問わない。単語のレベルで言えば、SATのほうがずっと厳しい気がする。
本書の構成はフルセットの練習テストが二つと、各セクション(単語・文法・穴埋め・読解)の練習問題+受験テクニックがメイン。それぞれのフランス語力に応じて勉強になったり確認になったりするだろう。重大な注意事項として、本書には聴き取りの問題が含まれていない。聴き取りを受けるかどうかは選択できるらしいが、16版にもなって含まれていないのは、実際には受ける人が少ないのだろう。
It is not that I will take the exam. Just for amusement. Assez facil.
Princeton Review 16版(2017/12/12)
言語: 英語
ISBN-13: 978-1524710774
記事とは関係ないのですが、英語の勉強法について質問させて下さい。
返信削除今、英語を勉強しているのですが、学術的な語彙は結構わかるのですが、日常会話や日常生活に使う語彙が弱いです。
何かいい勉強法・教材などご存知ないでしょうか?
それはわたしも全くそうですが、人によって得意な方法が違うんで何とも…。暗記が得意なら、市販の適当な単語集を丸暗記するのが一番速いです。そうでなければ、英会話教室に通うとか日常会話の多いアメドラとか小説とかマンガとかくらいですかねえ。
削除ありがとうございました。
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