2012年5月31日木曜日

John von Neumann "The Computer and the Brain: Second Edition"

今更こんな本を読んでも特に得るものはないという意見については、残念ながらほとんど正しいと言うしかない。当時、アイデア自体は画期的だったのかもしれないが、今では、誰でも知っている話でしかない。その点がノイマン先生の偉大さを証明しているような気がしなくもないが、先生の原文を読んで感動するくらい。一箇所、自分で自分を書き換えるコードの話をしている点だけは、今でも画期的だ(タネンバウム先生がそんなことを言っていた)。まあ歴史資料ということで。

予備知識としては、計算機については、へねぱたを読んでいるくらいで十分。論理回路が分からない人に解読するのは困難かと思われる。脳については「ニューロン」という言葉を知っているくらいで十分。単純に容積とか計算速度とかについて語っているだけ。

Well, of course von Neumann is one of the greatest computer scientists. This book is, however, not of a great interest for me. Nowadays even laymen know what this book tells us. Just a historical book.

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