LES 500 EXERCICES DE GRAMMAIRE-A1 (Amazon.co.jp)
わたしは相当昔にDELF B1に受かっているし、フランス語の論文も読むが、こういう外国語は時々文法を復習する必要がある。さすがに今更A1はほぼ機械的にできたが、それでも油断すると間違えるし、多分三か月くらいかかった。本当に500問しかないとは信じられない。
この問題集、本当にA1水準の人には多分難しい。まず語彙で引っかかるだろう。復習用と思ったほうが良さそうだ。文法の説明も簡単ながら一応ある。この類のフランス書籍には珍しく、解答が別冊でなく、後についている。しかし、ちょくちょくÀ vous!みたいなオープンエンドな問題もあり、一応クラスでの使用も考えられているらしい。やるなら、AIにでも添削させればいいだろう。これだけの問題量があれば、たいていの人は満足するだろう。文法をしっかり復習したい人には強く推奨できる。
やってて思ったが、何語でもB1までは文法の習得が最重要である。で、こんな文法練習をひたすら繰り返すわけだが、要は記号操作の反復練習であり、言語習得というよりは、数学の勉強をしている気になってくる。つまり、「この文を書き換えよ」という問題と、数学の「次の式を変形せよ」という問題が等価であって、意味も考えずに機械的に処理してしまう。そして時々意味が文法に影響するところで間違える…。
筋トレにたとえるなら、胸筋をターゲットにした運動を肩の力でやってしまうようなもので、本当は良くないんだろう。ただ、何にしろこの作業が必要なのも事実だ。何語でもそうだが、ペラペラしゃべっているようで、実は文法がいつまでも間違っている人はいっぱいいる。それでも通じてしまっているからそれ以上伸びない。言語は「これでいい」と思ったところで成長が止まる。外国語でなくても、たいていの日本人は就職した時点で日本語力の成長が止まる。別にそれでいいようなものだが、わたしとしては常に学習者でいたい。
Hachette Français Langue Etrangère (24 Aug. 2005)
ISBN-13 : 978-2011554321
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