2012年2月8日水曜日

Ray Young, Sally Brock "Bridge for People Who Don't Know One Card from Another"

この本の良し悪しは分からない。わたしはブリッジの他の本を読んだことがないし、最も良心的そうな薄い本を選んだだけであった。本書はトランプには四つのスーツがあります、くらいから説明している。日本語では適当な本が入手しにくい。とりあえずプレイを始めるには十分と言えよう・・・。戦術にのめりこむとキリがないのは、麻雀と同じだ。

実はブリッジは、プレイのルール自体は全く難しくない。本書では、わりと早目に"Mini-Bridge"を紹介していて、これは切札の決め方や点数等を除けば、ブリッジと何も変わらない。習得するのに十分程度で済む。本によっては"Whist"を紹介していることもあるようだ。どっちにしろ、「ナポレオン」なんかより易しい。

オークションのルールも全く難しくない。点数は少し複雑だが、点数表があれば問題ない。大抵のデッキには、カードの一枚としてブリッジの得点表が入っている。何も知らない四人が集まって、ルールだけ覚えてプレイしても、ゲームは成立するし、そこそこ楽しいんじゃないかと思う。

難しくなるのは、敵味方の持札を推測しようとするからなのだ。オークションの経緯やカードの出し方によって持札が推測できるのは当然だが、味方に自分の持札を推測させるという面もあり、慣習に則ってオークションやプレイをしないと、味方まで混乱させる。これが面倒臭い。こういう慣習には一々合理的な理由があるが、初心者はひとまず丸覚えするしかない。

味方同士なんだから、手札を見せ合ってゆっくり検討すればいいんじゃないかと思うが、そういうことになっていないらしい。たとえば、プレイ中に味方に「スペードのエース持ってる?」とか訊いても良さそうだが、多分反則なんだろう。しかし、麻雀と同じで、いくらでも脱法手段がありそうなものだ。

で、慣習を丸覚えしたとして、次に、カードゲーム自体の難しさがある。ブリッジに限ったことではないが、カードゲームでは、それまでに誰がどのカードを出したかを覚えているのが決定的に重要だ。ブリッジでは、オークションの経緯も覚えている必要がある。別に覚えていなくてもプレイはできるが、強くなりたければ、これは最低条件と言える。麻雀のように捨牌を表示しておく習慣がないらしい。この条件をクリアした上で、初めて戦略がどうのこうのと言えるようになる。

そして、最後の難関が、「以上の条件をクリアしたヒマな四人を集める」ということになる。生きている間に生身の人間とブリッジをプレイするのは、ほぼ絶望的かもしれない。麻雀と同じで賭博が付き物のようだが、味方に殺意を抱く可能性がある分、性質が悪い。

An introduction to contract bridge. I do not know if this book is a great book because I have not read other bridge books. But I guess bridge is not a difficult game if you only want to understand the basic rules and some basic strategies. And this book suffice for a beginner.

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