限界洋書案内
誰も読まない洋書ばかり紹介しています。
2010年1月4日月曜日
The World Health Organization (Routledge Global Institutions)
伝染病対策があるので、医療関係は国際機関の歴史がわりと古い。そして各地域の機関を統合する形でWHOができたわけだけど、そういう基本から、現在のWHOの概要まで解説。この本自体は読みやすくて退屈もしないし良いんだけど、残念なのは、日本人議長の評判が非常に悪いのと、結局は製薬会社の国際カルテルみたいな印象を受けたこと。インフルエンザでは派手に宣伝しているけど、かつてHIV/AIDSでは、ほとんど手を打たず、世銀やユニセフなどに完全に遅れを取ったことなども描かれている。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿