限界洋書案内
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2010年1月2日土曜日
Nationalism (Oxford Very Short Introduction)
ナショナリズム、あるいはネイションの概念の歴史を解説する本。こういうタイトルだと、ナショナリズムの政治的利用法の解説を予想してしまうけど、この本はさらに哲学的で、結局は「どうして人は分かれて群れたがるのか」というようなところにまで行きついてしまう。こういうテーマだと、日本語でも古典的な本は多いけど、一々重厚で晦渋なことが多いので、こういう本で入門するのもいいかもしれない。
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