目次:1.魂と種と身贔屓2500BC-AD400 2.中世世界の性と種と罪 3.近代初期の遺伝1450-1700 4.啓蒙時代の遺伝 5.19世紀の遺伝 6.分子と人類 7.新しい地平 8.進歩と可能性
一応医学史ということになるが、主に科学というより社会との関連が解説されている。筆者によれば1800年以前に遺伝について考えられたことはほぼすべて間違っているが、その分もしっかり書いているので、この本の前半では遺伝に関する荒唐無稽な説を延々と読まされることになる。遺伝のメカニズムそのものに興味がある人にはお勧めできない。どっちかというと遺伝の社会史みたいに思ったほうが良いし、まだまだ開拓の余地のある世界のように見える。
A social history around heredity.
Oxford Univ Pr(2017/10/24)
言語: 英語
ISBN-13 : 978-0198790457
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