F#を勉強しようという人が本を探すと、この本が真っ先に出てくるはずで、ほとんど選択の余地もないし、本自体もちゃんとした基本書なので、わたしがどうこう言う話でもないのだが・・・。和訳が出たのにさっき気が付いたので、訳の仕上がりは知らない。まあ海外とやりとりする際などには英語で話さないといけないから、原著のほうが間違いないだろう。
一応、基本から解説してあるから、関数型プログラミングについて無知でも読めることは読める。非手続き型言語本にありがちなマニアックな理論はあまり語られない。そういうことが楽しいムキは、LispとかHaskellみたいなので勉強した方が楽だろう。まあ、F#も特に変な言語ではないので、その方向からF#を選択するのも間違いとは思わない。Lisperなら、この本をチラ読みするだけでも、十分概要をつかめるし、それでとりあえず終了かもしれない。
Microsoft流の実用主義というようなことで、はたしてF#に先行投資する価値があるのかどうかは知らない。わたしはあると思っているが・・・。あと関係ないけど、IO Booksの"関数プログラミング言語「F#」"は、全くお勧めできない。
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