アメリカのIT書籍の一つの典型だと思うが、著者の思考・嗜好・試行に一々付き合わされる本だ。趣味とレベルが合えば、読み物として面白いが、わりと対象読者が狭い。また直に実装者に役立つわけでもない。ある程度HTML/CSS/JavaScriptに通じていて、HTML5に関心を持ち始め、技術思想や仕様の細部を面白いと思う人が読者候補だが、それにしても試し読みしてから買った方が良い。わたしとしては、動画の章がポイントだったが、もちろんこの本だけでコードが書けるわけではない。「HTML5入門」ということで日本語訳も出ているが、果たしてどれだけ読者が獲得できているのか・・・。今となっては、HTML5については、他にも色々良い本があるし・・・。
Be prepared for a very chatty style and authors' trials and errors. For me, it was worth reading, especially the chapter for <video> and <audio>.
出版社: New Riders Press; 2版 (2011/10/18)
ISBN-13: 978-0321784421
0 件のコメント:
コメントを投稿