世界の伝統的な簡易な住居のコレクション。構造と作り方が簡単に描いてある。遊牧民のテントなどが中心だが、木造や竹造、日干しレンガなどにも触れている。コンセプトとしては、「君たちも作って泊ってみよう」というようなことで、田舎暮らしで器用な人なら実際に作れるだろう。ボーイスカウトの野外活動のようなイメージ。イグルーを作れる人は少ないと思うが、インディアンのテントくらいならわたしでも何とかなりそうだ。読んでいてとても楽しい。イラストのせいか事が本質的にそうなのか分からないが、小さな住居というのは可愛いものだ。Wooden Booksにありがちな神話めいた記述は少ない。少し違うかもしれないが、日本ではホームレスの人たちの住居のコレクションが複数出版されているが、こういうのは、簡単に言うと男子が萌える話である。
A rare gem from Wooden books. Boys are boys. You can build at least one of them, depending on your circumstances.
Walker & Co (2009/10/27)
ISBN-13: 978-0802717733
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