2011年5月25日水曜日

Saki "The Chronicles of Clovis"

I seldom read novels. Saki is one of my best loving storytellers. Especially I am a fun of Clovis Sangrail. In a nutshell, this book is an anthology of black humors.

「クローヴィス年代記」と訳すのかな。わたしは、あまり小説を読まないけど、サキの短編小説はお気に入りだ。特に青年貴族クローヴィス・サングレールのファンは日本にも多いんじゃないかと思う。ところが、肝心のこの本が、わたしの調べた限りでは日本語訳が出ていない。この本に含まれている一つ一つの話は、何かしらの形で日本語訳があるのかもしれないが、全部日本語訳があるかどうかは知らない。何にしろ、この形で読めるのは英語のできる人の特権だ。

サキは大英帝国の最盛期の頃の作家で、時代的にはシャーロック・ホームズやジョナサン・ジョースターとほとんど同じだ。全体的にはブラック・ユーモアというのかなあ。その中で青年貴族クローヴィス・サングレールの魅力は、原文を読んでもらうしかない。大胆不敵で愉快な策謀家とでも言うんだろうか。サキの短編集は他にもあるけど、まずはこれはお薦めできる。

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