2023年4月11日火曜日

Oliver Linton "Fractals: On the Edge of Chaos" [フラクタル:カオスの縁]

ハウスドルフ次元がどうこうみたいな話も一応あるが、やはり基本的にはフラクタル図形の博物学みたいなことだろう。色がないのが致命的とかいう説もあるが、個人的にはあまり気にならない。わたしとしては無色のほうが幻想が広がるような気がする。だいたいフラクタル図形は刺々しいというか、サイケデリックな着色がされるもので、フラクタル幾何学が流行った時代を反映しているのかもしれない。まあそれはそれとして、こういうのは学校の図書館に置いておいて、中学生の夢を刺激するべきなのだ。

Fractal shapes are often colored with psychedelic colors. In this book, they are presented mono-chrome, very soothing.

Bloomsbury Pub Plc USA (2021/2/23)
言語 :英語
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-1635575088

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