SFの古典中の古典、タコみたいな火星人が地球に襲来する名作。有名だし、読んで損はないところ。基本的には人類の反撃はほとんど無効で、語り手は単なる一般市民で、火星人から逃げ回っているだけだ。侵略者たちは熱線と毒ガスで躊躇なく人間を駆除していくが、人類の側は最高で戦艦による砲撃しかない。戦争というよりは一方的な虐殺である。そんなわけで、最初のうちはそれほど面白いと思わなかったが、主人公が間近で火星人を目撃してからはなかなかの展開だ。SFというよりは、怪奇小説と思ったほうが良いかもしれない。別にわたしはSFに詳しいわけでもないので、あまり解説はできないが、SFに興味がなくても面白い。
Classic and fascinating even for those who are not interested in sci-fi in general.
Penguin Classics (2005/5/4)
言語: 英語
ISBN-13: 978-0141441030
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