2012年2月19日日曜日

Charles M. Schultz "Peanuts: A Golden Celebration: The Art and the Story of the World's Best-Loved Comic Strip"

これは相当昔に読んだ本だけど、今日和訳を発見したので、敢えて紹介する。Peanutsについて書いたことがなかったし。確か、これが出た後すぐに作者休業で亡くなったんだよな・・・。

PeanutsはDilbertと同様に、割と翻訳者に恵まれた感があるが、やはりマニアとしては原書にこだわりたいところだ。今から思えば、わたしが初めて洋書を買ったのが丸善で、Peanutsであった。以来、原書またはWebでしか読んでいない。

http://www.peanuts.com/

色んなeditionがあるのはアメコミの通例で、近頃は日本のマンガもそんなことになっているが、Peanutsの場合、やたら自己啓発染みた解説書が多いのが特徴だ。もちろん、全部無視する。作者はプロテスタントで、教会で活動していたこともあるようだが、キリスト教的な教えをコミックに注入しようとしたことはないと明言している。正直なところ、わたしの見解では、キリスト教的な解釈など、Peanutsに対する冒涜でしかない。

んで、"Charles M. Schulz: Conversations (Conversations with Comic Artists)"を読むとなると、これは相当なマニアと言えるが、マニアなら必読書だ。結局のところ、Charlie Brownみたいな人だったらしい。なんでこんな人が、わりと悲惨な離婚になったのか良く分からないが、古き良きアメリカの温厚なおじさんだったんだなあと。






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