例によって「グレッグのダメ日記:逃げ出したいよ」というタイトルでポプラ社から翻訳が出ているが見ていない。12冊目にまでなってほぼ同時翻訳だから、相当売れているんだろう。英語は易しいので、わたしは多読とかいう英語学習法を推奨していないが、多読したいのなら最適だろう。タイトルの"getaway"は二重の意味がある。さしあたり一家がクリスマスにリゾートに行く話だが、終りになって第二の意味が明らかになる。
これまでより絵が多い気がする。相変わらず面白いし、直ぐに読んでしまった。感想としては、○Rodrick可哀そう。○ほぼ犯罪といって良い行為は日本で児童書として受け入れられるのか?ポプラ社はいいのか?○Momが写真をやたら撮りたがるのはSNSに絡めてもっと狂気レベルまで押すべき。実際そんなのいるだろうし。○リゾートホテルとか行ったことないけど、まあこんなもんなんだろうな。○何度か映像化されているみたいだし見ようかとも思うけど多分原書が一番面白いんだろう。
後、絵の中に時々スペイン語が出てくる。カリブ海の想定なんだろう。わたしは全部読めるが、通常の英語圏の読者がどの程度読めるのかは分からない。最後のオチの絵もスペイン語だが、何となく分かるんだろう。気になるムキはGoogle翻訳にでもかければいいだろう。スペイン語を勉強した甲斐があった気がしなくもないが、もしかして、スペイン語が分からないほうが面白いのかも知れないというような…。
My favorite series. A trivial question: if I did not understand spanish, would it be more amusing?
Penguin Books Ltd (2017/11/7)
言語: 英語
ISBN-13: 978-0141385297