目次:1.当時と今 2.産業革命前1500-1700 3.なぜ産業革命は英国的なのか 4.イングランドの状況 5.改革と民主主義 6.海外への産業革命の広がり
産業革命の社会経済的な条件とその影響の概説。基礎的だが、モノスゴク良心的な作りで、高校生程度の歴史の知識があれば十分読めるし、万民のための基礎教養書として翻訳されれば売れると思う。もちろん、日本も含めた世界各国での状況にも言及されている。受けた教育のせいか、どうも産業革命=ブルジョワ革命=煤けた都市労働者みたいな貧困なイメージがあり、この辺り時代というか社会変革に明るいイメージがないが、英語圏の本のほうが良い。この本は人々の考え方の変化とかからもかなり広く状況を捉えていて、初学者にも読みやすいと思う。
A great introduction to the era.
Oxford Univ Pr (2017/04)
言語: 英語
ISBN-13: 978-0198706786
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