2015年3月7日土曜日

Gerhard L. Weinberg "World War II: A Very Short Introduction"

この短い本にどうやって第二次世界大戦を詰め込むのかと思ったが、話はドイツと日本、かつ、各戦闘を追っていくことに集中している。この点に関しては、いい感じの要約と言えるだろう。戦争ゲーム感覚になる。忙しい時なのに、わりと一気読みした。

政治的背景や戦争犯罪なども多少は触れられていて、ネトウヨを激怒させるには十分だが、第一次大戦の敗者による復讐とかそんな程度の話で、わたしの興味のある(そして重要だと考える)経済的動機については全く触れられない。イデオロギー重視で、Wikipediaでこの著者を調べると、まあ、こんな感じの本になるかと納得した。

A good summary of battles fought in WWII. Other than the descriptions about battles, the author attributes the motives of the German and the Japanese offensives chiefly to ideologies, which is rather new to me.

Oxford Univ Pr (2014/12/1)
ISBN-13: 978-0199688777

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