フランスの法律入門書だが、個別具体的な法律ではなく、法制度の一般論のさらに入門書みたいな感じで、場合によっては人類学から解説していたりする。予備知識は全く必要なく、法律の全くの素人でも読めるし、フランス語自体も易しい。
そもそも日本の法体系がフランスの法体系の輸入で成り立っており、特に前半は分かり切っている部分も多いとは思うが、フランス固有の話も多い。子どもの名前は三つまでつけて良いとか初耳だったが・・・。フランス本国でも評判は良いようだし、これからフランス法の勉強をしようというような法学部生が最初に読むのには自信をもって推奨できる。
Une introduction excellente.
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