This book is a basic account of evolutionary biology. In Japan, there exists virtually no controversy about the evolution theory. Sometimes the author poses "evidences" for the evolution theory whose necessity most Japanese do not understand. It was more interesting than I had expected though.
進化生物学とかいう分野の基本的な概説書。特に自然選択と適応の解説が面白かった。かなりの部分が「進化論の証拠」とかいう話に当てられているが、つまり、欧米、特にアメリカでは、いまだに進化論に対する反対が多いということで、日本人にはどうでもいいことだ。この本とは関係ないけど、日本で言う「教科書問題」は、日本史の教科書がどうとかいうセコい話だが、アメリカで言う「教科書問題」は、進化論とか地球温暖化の話を言う。日本がたかだかここの百年くらいの歴史の捏造だの歪曲だの騒いでいる間に、アメリカは生命や地球の歴史自体を捏造しているのだ。このようにアメリカは何かとスケールがでかい。
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