This book poses some of most controversial ethical problems of the medical professions, about which the author freely expresses his opinions. Though they are most important questions of medical ethics, this is not an overview of this area. I assume the author's intention is to stimulate readers' own thinking.
医療の現場で、よく話題になる倫理問題のいくつかについて、筆者の見解を述べたもの。たとえば、安楽死とか、精神病者の拘禁とか。素人にも理解しやすい具体的な話で、非常に初歩的だ。医療関係者や法曹関係者が、実際に職業についてからこの本を読んで感心しているのは、それ自体倫理に悖る気がするけど、読まないよりはマシだろう。ただ、欧米に比べて日本で、イマイチこういう話が盛り上がっていないのは確かだ。議論もロクにないまま、一体、日本の病院では実際にどう処理されているのか、そっちのほうが気になる。
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