目次:1.あなたはあなたが言うとおりの人か? 2.生体認証:どこから始めようか? 3.生体認証を実用化する 4.生体認証処理の強化 5.予測的生体認証 6.わたしたちはどこに向かうのか?
この本では生体認証として指紋や網膜、声紋や筆跡が例示されるが、主な内容は個別の技術よりも、全体的な概念模型のほうで、むしろ抽象的な話が多い。わたしみたいに既に情報セキュリティに相当詳しい人が、知識を補完するためにこの本を読んでも新たな知見はほとんどない。初心者が読むと違う感想になるかもしれないが、わたしとしては、常識でわかることや、同じことを繰り返す冗長な記述が多すぎるように思う。薄い本なのでさっさと読めるが、VSIでは久しぶりに期待外れだった。
I could not recommend this book anyone who have already some knowledge about information security. It is too basic.
Oxford Univ Pr (2019/2/1)
言語: 英語
ISBN-13: 978-0198809104
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