予約買いしたものの時間がなくて読むのが遅くなった。毎度確実に面白いシリーズで、とにかく日本語訳を読むより原文を読むことを推奨する。普通にギャグマンガ読むより、全然笑える。
今回は車に乗って家族旅行ということで、途中で色々な大惨事が起こる。今までで一番ドタバタが酷く、ちとやり過ぎな気もした。最後のほうはほとんど犯罪レベルというかリアルに深刻なことになり、笑っていられるレベルを越えている気もするが、この辺りは個人差もあるんだろう。こういうのは振り幅がないとダメだし。
このシリーズについては、日本語訳もずっと出ているし、児童書として推奨もされているんだろうけど、そういう種類の本ではない気もする。どっちかというと"The Simpsons"に近く、保守層から批判されそうなものだ。一貫して教育というものに対してシニカルだし、特に今回は犯罪性の点から文句を言う親が出かねない。まあ、わたしとしては、面白いから、ずっと愛読し続けるか・・・。
Hysterical, Cynical, never disappointing.
Harry N. Abrams (2014/11/4)
ISBN-13: 978-1419711893