This book is a readable encyclopedia of fractal geometry rather than a mathematical study. Some readers might feel frustrated because there is not enough mathematical explanation. I think that feeling has something to do with something inherent to fractal geometry... But of course, I do not know.
マンデルブロ先生によるフラクタル幾何の解説。古典なので読んで/見て損はない。一応日本語訳もあって、優秀な人たちが何重にもチェックして丁寧に訳しましたみたいなことが書いてあって、その通りなんだろうけど、少し見た限りでも不自然に読みにくいように思う。敢えてお薦めしない。
数学書で翻訳が気になることは少ないけど、つまり、この本は、ガチの数学書ではない。数学的な解説よりも、フラクタル幾何の自然科学への応用が百科事典的に解説されているというような感じ。特に高度な数学の知識は必要ない。数学の知識のある人が読むと物足りない感じがするようだ。しかし、この物足りなさは、単に著者のスタイルと言うより、フラクタル幾何の本質に関係しているような気がしなくもないのだ・・・。
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