読んでいて色々調べものが多い。Linusのthe Great Pumpkinが定番化しているが、手紙の宛先"The Great Pumpkin c/o The Pumpkin Patch"の中のc/o(in care of)は日本語に直訳されて気付になった。Charlie Brownのせりふ"Your shoes will always squeak until they're paid for."は英語圏でもほとんど記憶が薄れている模様。
新キャラとしてSallyが生まれる。ここでCharlie BrownがChocolate cigarを配るのも英語圏でも既に忘れ去られた風習らしい。赤ちゃんのSallyはものすごく可愛い。Sallyはわりと初期からLinusが好きだ。もちろん名前だけだが、Linusの先生Miss Othmarも登場するが、この時点で結婚してHagemeyerになっている。Snoopyはこの時点では兄弟がいないと言っている。Snoopyが犬小屋の上で寝るのはもう普通だし、二足歩行も多く、ボクシングやアメフトまでやっている。
時代を感じさせる言葉として"early warning"とか"sputnik"とかがある。プラカードを持って黙って歩くのも反戦運動の影響なのかもしれない。LucyのPsychiatric helpも登場するが、この時代の流行りなんだろう。お約束としては他にCharlie Brownが謎の手紙を書くとか、LucyとCharlie Brownのアメフトの件とかが確立。Lucyと縄跳びという関連も忘れられてない。LinusがChrismasの朗誦で苦労するのもある。そして何より、ここでLucyの名言"Happiness is a warm puppy."が出た。あと個人的にはLinusがlibrary cardを手に入れて得意になる件は覚えておくべきか。
I'm never bored with Peanuts.
Canongate Books Ltd (2009/10/15)
言語: 英語
ISBN-13: 978-1847671493