目次:1.ブラックホールとは何か? 2.時空の航海 3.ブラックホールの特徴 4.ブラックホールに落ちる… 5.ブラックホールのエントロピーと熱力学 6.どうやってブラックホールの重さを測るか 7.もっと食べてもっと大きくなる 8.ブラックホールと副産物
ブラックホールと言えば優れて厨二的なテーマと言えるが、実際にはかなり地味な話ではある。とにかくブラックホールには質量とスピンという二つの性質しかない。数式はほとんど出てこないが、それにしても、力学と熱力学・量子力学の基本的くらいは理解していないと厳しいだろう。巨大な質量が引き起こす現象はそれ自体とても楽しいが、基本的には単純な物理現象なので、物理学書として読んだほうが良い。わたしは楽しかったが、誰でも楽しめるかというと微妙かもしれない。
This book was very fascinating for me, though it might be somewhat bland for other people. No mathematics, but you should be prepared for reading a physics text.
Oxford Univ Pr (2016/02)
英語
ISBN-13: 978-0199602667
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