これを読んだのも随分昔で、なぜ今更かというと、Googleで出版107周年記念になっていたから。しかし、実際、わたしにとっては思い出もあり・・・。第一に、わたしが英文で読んだ本では、最長の部類に属する。読むのにかかった時間は間違いなく一番長い。五年か六年くらいかかった。第二に、実際面白かった。面白いのになかなか読み進まなかったのは、昔の小説にありがちな退屈な部分も相当あるからだ。鯨の解剖学だとか、船舶英語とか、調べないと意味が分からないが、分かっても別に面白くないというような・・・。日本語訳もちょくちょく見たが、結構誤訳があった記憶がある。文章が時代がかっているので、仕方がない。しかし、休み休みとは言え、それだけ長い間一冊の本に付き合っていると、読み終わる時に独特の感慨もあるもので、ちとこれは説明しがたい。特にエンディングがアレなんで・・・。まあ有名古典なので万人が読むべきだが、英語の難易度はかなり高いという点は覚悟が必要だ。
A classic tale of whale-killers. By the way, I hate whale.
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